NHKの割増金の内訳はどうやって調べる?
NHKの割増金の内訳を調べる方法は以下の通り3つあります。
1. NHKの公式PDF(割増金の概要)
NHKのウェブサイトには、割増金に関する情報がPDFで掲載されています。
以下のページから、割増金の概要、対象となる場合、計算方法、支払い方法などを確認することができます。
NHK受信料の割増金についてはこちら
2. NHKのコールセンター
NHKのコールセンターに電話で問い合わせることもできます。オペレーターが割増金に関する質問に答えてくれます。
NHK受信料センター: 0570-0-99222
3. NHKの窓口
NHKの窓口に直接訪問して、割増金について問い合わせることもできます。
ただ、インターネットや電話で調べられるので、暇な人にしかおすすめできませんが、ひとつの方法として紹介しましたw
そもそも未契約世帯に受信機があるかどうやって調べる?
NHKは、未契約世帯に受信機があるかどうかを調べるために、主に訪問営業でNHK職員が、未契約世帯とみられる家屋を訪問し、受信契約の有無を確認する調査を行っています。
訪問調査は、事前に郵便で通知されることもありますが、基本的にはアポなしで突撃されるので注意しましょう。
ちなみに、「受信機から発せられる微弱な電波を捕捉する「電波調査車」を用いて、未契約世帯の調査を行っています。」と言われることがありますが、結論これはありません。
実は、イギリスのBBCがこの「電波調査車」を使って電波をキャッチしている、という事実は確かにあります。しかし、NHKは国営のBBCと違って「民間企業」なので、このようなことをすればプライバシーの侵害で訴訟になってしまうとも言われています。
NHKの割増金が免除・減額が適用されるケースとは?
NHKには「割増金そのもの」に対する免除・減額制度はないものの、「受信料」に対しては、一定の条件を満たす場合は、割増金の免除・減額を受けることができます。
免除・減額の対象となるケースは以下の通りです。
- 生活保護を受給している場合
- 難病患者で医療費が高額な場合
- 世帯の構成員すべてが住民税の非課税で、さらに構成員の中に身体障害者手帳をもっている人がいる場合
- 年収130万円以下の学生や、年金の納付免除を利用している学生など
- 天災地変により著しい被害を受けた場合
- その他、NHK受信料センターが認める場合
ちなみに、申請にはNHKへ「放送受信料免除申請書」を郵送または持参します。
NHKの割増金を調べるための計算式とは?
そんなNHKの割増金の計算式ですが、NHKの公式ホームページで割増金の計算式が発表されています。
1. 不正な手段により受信料の支払いを免れた場合
こちらは、「割増金 = 支払いを免れた受信料 + 支払いを免れた受信料 × 2」となります。
また、免れた受信料が1万円の場合、割増金は1万円 + 1万円 × 2 = 3万円となります。
2. 正当な理由がなく期限までに受信契約の申込みをしなかった場合
こちらは、「割増金 = 未納受信料 + 未納受信料 × 2」となります。
たとえば、受信機設置から1年間受信契約を怠っていた場合、
- 未納受信料は月額2,170円 × 12ヶ月 = 26,040円となり、
- 割増金は26,040円 + 26,040円 × 2 = 81,120円
となってしまうのです。上記はあくまでも概算ですが、実際の金額は、受信契約の状況などによって異なる場合があります。
※未納受信料 = 受信機設置の月の翌月から受信契約を締結した月の前月までの受信料
たっけえなおい…w
NHK自体が割増金の規定をしないでも済むには?
東洋経済ONLINEによると、NHKでの「検討分科会」にて、割増金2倍をするのであれば、
「外部委託や訪問販売をやめること」で、300億円近くの経費が削減できるとされています。いわゆる、「外注営業費」ってやつですね。
そのため、強引な営業スタイルを行う人もいる、NHKの委託先民間企業に経費を払うのではなく、経費削減へ目を向けてみても良いですよね…。
NHKの割増金はどうやって調べる?のまとめ
ここまで、NHKの割増金は「どうやって」調べるられるか、計算式から免除のケースまでご紹介しました。
割増金の内訳はNHK公式PDFから調べることができ、その計算式は以下の通りです。
- 割増金 = 未納受信料 + 未納受信料 × 2
- 割増金 = 支払いを免れた受信料 + 支払いを免れた受信料 × 2
また、割増金ではなく受信料が免除されるケースもあるので、もし契約をしている場合は、あらためて契約を確認してみましょう。
まあそもそもテレビなどの受信器具がなければ契約は不要ですけど…。