我々人間は現在（2024年1月現在）、地球上に80億人弱いると言われています。
一方で、「最初の人間はどうやって生まれた？」という疑問を持つ人も多いのではないでしょうか？実際このようなトリビアを知っとくだけでも話のネタになりますしね。
そこで今回は「地球で一番最初の人間はどうやって生まれた？」という疑問を、人類の進化とともに紹介しています！
僕の知能はネアンデルタール人です。
地球で一番最初の人間はどうやって生まれた？
最初の人間がどうやって生まれたか？について諸説ありますが、実際には正確にわかっていないのが現状です。
一方で、人類は約700万年前にサルの仲間から分かれて進化したと考えられています。
最も古い人類の化石は2001年にアフリカ中央部のチャドで見つかった頭の骨で、700万～600万年前に生きていたとされています。
また、人類の進化は以下の順とされています。
- サヘラントロプス・チャデンシス（約700万年前）
- アウストラロピテクス・アファレンシス（約700万年前）
- ホモ＝エレクトゥス（約180万年前、原人とも言う）
- ネアンデルタール人（約20万年前）
- クロマニョン人（約4万年前）
以下では一つづつ解説します！
サヘラントロプス・チャデンシスとは？
サヘラントロプス・チャデンシス（Sahelanthropus tchadensis）は、化石人類の一種であり、約700万年前のものとされる化石がチャドのトロ・アダム地域で発見されました。この化石は、人類の進化に関する重要な発見の一つです。
サヘラントロプス・チャデンシスは、他の人類の祖先と比較していくつかの特徴がありますが、最も特筆すべきは顔の形や頭蓋骨の形状が原始的な特徴を示していることです。
この化石は、ヒトと霊長類の共通の祖先に近い時代に生息していたと考えられていますが、その正確な位置付けや人類の進化への影響については、まだ議論が続いています。
アウストラロピテクス・アファレンシスとは？
アウストラロピテクス・アファレンシス（Australopithecus afarensis）は、約400万年前から300万年前にかけて生息した絶滅した人類の一種です。この種の最も有名な化石は、エチオピアのハダール地域で発見された「ルーシー」という名前で知られる部分的な骨格です。
アウストラロピテクス・アファレンシスは、人類の進化において重要な役割を果たしたと考えられています。彼らは地上で直立二足歩行を行い、手の構造からは、木登りや物をつかむ能力も保持していたとされています。彼らの歯の構造や顎の形状からは、草食性や果実食が主要な食事であった可能性が示唆されています。
アウストラロピテクス・アファレンシスは、ヒト属（Homo）の祖先とされる可能性があり、ヒトの進化の過程において重要な段階を示す存在と見なされています。
ホモ・エレクトゥスとは？
ホモ・エレクトゥス（Homo erectus）は、約200万年前から約50万年前までの間に生息していた絶滅した人類の一種です。彼らはヒト属（Homo）に属し、非常に重要な人類の進化の段階を示しています。
ホモ・エレクトゥスは、初めて火を使い、道具を作り、より広範囲に渡って移動したとされる初期の人類の一種です。彼らはアフリカから始まり、アフリカ、ヨーロッパ、アジアに広がりました。また、ホモ・エレクトゥスは直立二足歩行を行い、脳容量が拡大しており、現代の人間に近い身体的特徴を持っていました。
ホモ・エレクトゥスの化石は、アフリカやジャワ島、中国など世界中で発見されています。彼らは初期の狩猟採集社会を形成し、進化の中で重要な役割を果たしました。
ネアンデルタール人とは？
ネアンデルタール人（Neanderthals）は、ユーラシア大陸においておおよそ30万年前から3万年前にかけて生息していた絶滅した人類の一種です。ネアンデルタール人は、現代のヒト属（Homo sapiens）とは異なる形質を持っていましたが、彼らもまた高度なツールの使用や火の利用を含む知的な活動を行っていました。
ネアンデルタール人は、ヨーロッパ、西アジア、中央アジアに広がっていましたが、彼らの最大の集団はヨーロッパに存在していました。彼らは肉食であり、狩猟と採集を主な生活手段としていました。
また、現代の人類とは異なる特徴を持っており、例えば頭髪が茶色や赤みがかった色であったり、身長が現代のヒトよりも短かったりしました。また、彼らの脳容量は現代のヒトと同程度であったとされています。
ネアンデルタール人と現代のヒト（ヒト・サピエンス）との関係や相互作用については、現在も研究が進行中であり、遺伝学的な証拠から、ネアンデルタール人とヒト・サピエンスは一部の遺伝子を共有していることが明らかになっています。
参考1：最初にうまれた人間はだれ
「地球で一番最初の人間はどうやって生まれた？」をChatGPTに聞いてみた
最近話題になっているChatGPTに、「最初の人間はどうやって生まれた？」を聞いてみました！
最初の人間がどのように生まれたかについては、科学的な合意がありません。進化生物学者たちは、現代のヒトは他の霊長類から進化してきたと考えています。
最も一般的な理論は、約600万年前にアフリカでヒト属（Homo）が分岐したというものです。その後、このヒトの種は進化し、さまざまな種や亜種が生まれました。
最終的に、現代のヒトであるHomo sapiensが数十万年前に登場しました。この進化の過程には、遺伝子の変異、自然選択、環境の変化などが関与していると考えられています。
「地球で一番最初の人間はどうやって生まれた？」のまとめ
最初の人間がどのように生まれたかについては、科学的に実証されたわけではなく、はっきりとわかっていないようです…。
また、人類の進化を辿ると以下のようになっていることもわかりました。
- サヘラントロプス・チャデンシス（約700万年前）
- アウストラロピテクス・アファレンシス（約700万年前）
- ホモ＝エレクトゥス（約180万年前、原人とも言う）
- ネアンデルタール人（約20万年前）
- クロマニョン人（約4万年前）
最初の人間の出生がはっきりしていないのは、ミステリーでもあり神秘的でもありますね。
