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指名手配犯はどうやって生活してる?捕まらない理由も解説

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指名手配犯はどうやって生活してる?捕まらない理由も解説のアイキャッチ画像 生活の「どうやって」
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鹿児島県警の「指名手配被疑者の検挙にご協力を!」によると、全国の指名手配犯は令和5年8月時点で540人いるとのことです。

一方で、「全国に指名手配され、警察から追われる身となった犯人たちは、どのように生活しているのか」と気になる人も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、指名手配犯はどうやって生活しているのか?を中心に解説していきます!

おぢさん
おぢさん

犯罪、ダメ、絶対。



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指名手配犯はどうやって生活してる?

指名手配犯の潜伏場所は、捜査状況によって常に変化するため、特定することは困難です。一般的に、犯人は以下のような場所に潜伏して生活している可能性があります。

  1. 知人・友人の家
  2. 宿泊施設
  3. 山間部や過疎地域
  4. 海外
  5. 空き家や倉庫、ネットカフェなど



知人・友人の家

犯人が普段から親交のある知人や友人の家に潜伏する可能性が考えられます。特に、犯人が逃亡に協力している人物であれば、潜伏場所として提供される可能性が高いです。

ちなみに、指名手配犯を含む犯罪者を匿うと以下2つの処罰の対象になる可能性があります。

  • 犯人蔵匿(ぞうとく)罪:犯人蔵匿罪とは、刑法第103条に規定されている犯罪です。この罪は、罰金以上の刑に当たる罪を犯した者または拘禁中に逃走した者を蔵匿(ぞうとく)することによって成立します。
  • 犯人隠避(いんぴ)罪:犯人隠避罪とは、刑法第103条に規定されている犯罪です。この罪は、罰金以上の刑に当たる罪を犯した者または拘禁中に逃走した者を蔵匿以外の方法で捜査機関から隠避することによって成立します。

引用:e-gov法令検索



宿泊施設を転々とする

犯人は、ホテルや旅館などの宿泊施設に潜伏することもあります。宿泊施設では、身分証明書の提示が義務付けられていない場合もあり、犯人が匿名で宿泊することが可能です。

ただし、ひとつの宿泊施設に長期間滞在すると不審に思われかねないので、転々とすることが多いようです。



山間部や過疎地域

犯人は、警察の捜査を逃れるために、山間部や過疎地域などの目立たない場所に潜伏することもあります。

これらの地域では、人通りが少なく、犯人が発見される可能性が低くなります。



海外へ逃亡する

海外では、日本の警察の捜査権が及ばないため、犯人が逮捕される可能性が低くなります。したがって、海外に逃亡してやり過ごす犯人もいます。

ちなみに、国外逃亡しても現地で見つかってしまうと強制送還される可能性も高いので、国外逃亡したから安全、というわけではありません。

おぢさん
おぢさん

最近、闇バイトで集めた若者を操って、強盗させた「ルフィ」が世間を騒がせましたが、あれもフィリピンからの指示でしたもんね。



その他

上記以外にも、犯人は空き家や倉庫、ネットカフェなど、様々な場所に潜伏する可能性があります。

とにかく、その場にとどまることは逮捕のリスクも上がるので、「協力者」によって生活環境を与えられている可能性もあるのです。



指名手配犯はなぜ捕まらない?逃げ回る手口とは

指名手配犯は、警察から追われる身であるため、常に周囲に気を配りながら生活しなければなりません。そのため、指名手配犯はあの手この手で捕まらないように逃げ回ります。

以下では、指名手配犯が潜伏生活を送るために用いる手口について紹介します。



第一印象を変えているから

主に以下の4つですが難しい順に、

  1. 帽子、眼鏡、マスクなどを使って顔の一部を隠す。
  2. 髪の毛の色や染め方を変える。
  3. 体型を変える。
  4. 整形手術を受ける。

が挙げられます。

実際に「当時22歳の英会話講師のリンゼイ・アン・ホーカーさん殺人死体遺棄事件」の指名手配犯として有名だった市橋容疑者は、名古屋市内の美容整形外科で整形していた記録が残っていました。

引用:https://www.jiji.com/jc/v2?id=20091105ichikawa_murder_14

また、AIの発達に伴い、将来的には犯人の顔を予測できるとされているので、より一層検挙率も上がるのではないかと言われています。

おぢさん
おぢさん

案外、人の多いところに潜伏している可能性もあるとも言われています。(木はしばしば森を隠す、の理論ですね。)



名前を変えているから

名前を偽って逃げ回る手口も常套手段です。

偽の身分証明書を作成、他人の名前を使って生活する、全く新しい名前を名乗るなど、方法は複数あります。しかし、名前を偽ると身分証はもちろん保険証なども作れないので、働く先が日雇いになったりまともに病院へいけない問題が発生します。

そのため、ある意味協力者の太いパイプがなければ、生き地獄のような生活スタイルになりかねません。



資金調達をして見つからないように過ごす

「協力者」と呼ばれる人たちから、資金援助や生活の支援を受けて生活する指名手配犯もいます。

たとえば、普通に以前の仕事仲間や家族からの援助を受けることはもちろん、犯罪グループと繋がっていることから裏金で生活しているケースもあります。

また、中には再度犯罪を重ねて、盗みや詐欺で金銭を得たり、偽造紙幣を使う可能性もあります。



【実例】具体的な指名手配犯の生活スタイルとは

指名手配犯は具体的にどうやって生活していたのか、2024年1月にニュースで話題となった「桐島聡」容疑者の例を踏まえて解説します。

引用:https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/wanted/jyuyo2.html

桐島聡は、1970年代に活動した日本の極左暴力集団「東アジア反日武装戦線」のメンバーです。1974年から翌年にかけて起きた連続企業爆破事件に関与したとして、全国に指名手配されていました。

具体的に東アジア反日武装戦線が起こした以下の事件に関与したとされています。

  • 1974年8月 三菱重工業東京本社ビル爆破事件
  • 1974年10月 丸紅本社ビル爆破事件
  • 1975年3月 日産自動車本社ビル爆破事件
  • 1975年4月 韓国産業経済研究所ビル爆破事件



桐島聡は、「内田洋(うちだひろし)」と名乗り、神奈川県藤沢市の工務店で働いていたとされています。やはり銀行口座は持っておらず、給与の支払いは現金のみだったそうです。

約40年暮らした藤沢市のバーでは「うーやん」と呼ばれて、月に1度程度地元のバーに顔を出して、一緒に盛り上がっていたこともわかっています。

そして、2024年1月、桐島聡は神奈川県の病院で死亡、70歳でした。死因は胃がんによる病死とされています。(参考:東京新聞



指名手配犯はどうやって生活してる?のまとめ

ここまで、指名手配犯がどうやって潜伏生活を送っているのか?そして、なぜ捕まらないのかの理由まで解説しました。

指名手配犯は、第一印象を変えたり、名前を変えたりして生活しているので、なかなか見つからないのだとか。これらの手口を駆使して、警察の捜査を逃れながら潜伏生活を送っているのです。

しかし、近年は警察の捜査技術も進歩しており、指名手配犯が長期的に逃亡することは簡単ではありません。また、近年では指名手配犯の顔写真や名前を公開するなど、情報提供を呼びかける取り組みも活発になっています。

そのため、もし指名手配犯に関する情報を見かけたら、すぐに警察に通報しましょう。

おぢさん
おぢさん

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